らっこちゃんのブログ

切迫早産と診断され自宅安静を指示された妊婦のブログ。自宅安静時に始めたこと、子どもが生まれた1年後夫が原発不明がんになり、2年間の闘病生活を経て天国へいく。

スーパーやカフェで

自分が食べたいもので悩んでいると最終的に主人が好きだったものを買っていたりする

 

自分の好きなものではなく主人の好きなものなので結局は頑張って食べている

 

言動も主人と同じことをしたり言ったりしているな、と気づく時が増えた

 

自分が思っているよりも私の中に主人は居るようだ

 

この家の壁も、車も、空も、

全部が主人に思えて時々包まれて嬉しくなります

 

自分が思っているより他人からは触れにくい存在であり、病院に通う程では無いと思うけど結構ギリギリであること、もっと自覚していくべきで

 

人生の最後に「愛してる」を貰い

「ありがとう」と「ごめんね」を貰った

 

不幸ながらも幸せで

幸せながらも不幸である

 

早くこの気持ちを話せる人や会を見つけて自分の場所や交流を見つけたい

 

ゆっくり少しずつ前に進んでいる

ゆっくり少しずつ貴方に近づいている事が嬉しくて生きていられているのです

 

好きなアーティストが歌う歌詞の「遺言」や「死」について生きてるお前が想像するなと怒りさえ湧くようになってしまったけど

 

子供産んだら一人で育てるのがデフォルトではないこと

差し伸べてくれた手を取って生きていってよいこと

現実的で無い理想に意地を張らずにもっと周りに甘えて生きれるだけ生きてみようと思います。

 

生きていたらきっと沢山泣かされたり喧嘩もして不満もあったはず

死んでしまっては衝突はなく幸せもない

でも生きているから静かに暮らし始める

 

騒がしい未来は消えてしまったけど

貴方の意思は私の中にも静かに生きている

外国人のような容姿でいて日本人らしい生き方をした人だった

 

私も貴方を愛しています。

生きていることを思い出す度に貴方を想います。

 

寂しいけど、大好きです。

 

鬼滅の刃も、destiny〜鎌倉物語〜も、タイタニックも、パイレーツオブカリビアンターナー夫婦の運命も、ラプンツェルのような物語も、風のように雲のようにの話も、ニノのそれはやっぱり君でしたの歌詞も、誰かが描いた漫画も、戦争で家族を失った体験談も、全て自分の体験と同じ様に感じる。

 

誰かの一番になれたから、人生にもう思い残す事はないと悟った30代の前半。