らっこちゃんのブログ

切迫早産と診断され自宅安静を指示された妊婦のブログ。自宅安静時に始めたこと、子どもが生まれた1年後夫が原発不明がんになり、2年間の闘病生活を経て天国へいく。

入院

何かが起きると、ことごとく次の一手は予想より悪いものばかりが続いています。

 

夫が再度入院しました。体力が落ち辛そうです。

 

最初の入院は、腸閉塞気味で。

2回目の入院は、抗がん剤の副作用の脳症の意識障害で。

3度目の入院は、体力がかなり落ちている最中の腸閉塞で。

 

腸閉塞の手術をし、退院の目処が立っていますが十分回復したからではなくて、最期の場所は自宅を希望したからです。

 

余命宣告はされていないけど、もって2〜3ヶ月かもしれないとの事。一日一日を大切に過ごしてくださいとの事でした。

 

2〜3ヶ月前は毎朝自力で近くを散歩して頑張れていた程だったけど、腹膜に飛散したがん細胞が成長して腸を閉ざしている箇所が。抗がん剤に耐えられる体力はもう残っていません。

 

がん細胞は成長する、治療の薬で攻撃できない。負のループです。

 

残された時間、これからのこと、子育てのことを考えると、悲しみと自立しなければと、負のスイッチと正のスイッチを同時に押してるようでエンジンいかれそうです。

 

「運が悪かったんだ」そう思うようにしてるから、もっとああしておけばよかったとはあまり思わないけれど

 

残された時間に何が一緒に出来るか、少しでも満足してもらえるか支えられるか、楽しい思い出を作ってあげられるか

 

そもそももっと一緒に人生を共に過ごしたかった、と強く思い願います。自分の寿命を捧げても構わないと思います。一緒にいると喧嘩もするのに不思議です。これから喧嘩する事もできない。何も共有できなくなる。